2022シーズン初戦、川島クリテに参戦してきました。結果からいうと、午前のエリートは優勝。午後の学連は5位入賞という形で終わりました。それぞれどんなプランで行ったか、どんなレース展開だったか、レースレポートを書いていきたいと思います。
埼玉県車連主催 川島クリテ エリート優勝🥇
3.3km×11laps 36.3km avg284w NP316w 体重67.5kg
主なプランは、要チェックメンバー含む少数の逃げからのスプリント、集団の場合は最終コーナー前からのロングスプリントの2つ。要チェックメンバーは、エカーズ西本と、川島クリテの優勝経験のある長川、湾岸石橋さん、イナーメ北野さんあたり。
前半から中盤にかけては、要チェックメンバーと逃げを決めたかったので、積極的にコーナーの立ち上がりでしかけ、アタックにも反応。何度か2、3名で飛び出すシーンがあるも中々決まらない。
終始アタックが散発する展開だが、決定的な逃げは出来ずラスト2周に。この時点でもまだ逃げで行くかロングスプリントで行くかは決めれずにいた。ホームストレートで西本が飛び出したのを抜きざまにアタック、脚を削りに行くも、コーナー明けには何故か後ろから彼の笑顔が。高体連の時から一緒に走ってるけど相変わらず強かったし、久しぶりに戦えて楽しかった。
そんなこんなで、エカーズ馬場君が飛び出してる状況でラスト1周に入る。微妙な距離感だったため迷ったが、自分は集団ステイ。バックストレートに入る前に捕まえ、脚もかなりフレッシュ。最終コーナー前で3番手あたりの位置取りもプラン通り行き、一瞬集団が緩んだタイミングで左から仕掛ける。コーナー入る前には後ろと3、4台分くらいの距離。あとはもう500mをもがくだけ。なんとか持ち堪えて無事優勝。
ロードレースは外的要因に左右されることが多く、勝つのが本当に難しい競技だが、他の競技同様にいかに事前の準備が大事で、その準備で勝てる可能性を高めることができることを再確認できた。
午後 RCS第7戦川島町クリテ クラス1+2 5位入賞
3.3km×10laps 33km avg 254w NP275w
このレースは、正直ロングスプリントをもう一回やって逃げ切るだけの自信、脚は無く、最終コーナー前の位置取りを5番手以内に抜けて後は自分の脚が最後まで持つか、そこで優勝できるかどうかと言った心持ちで挑んだ。
要チェックメンバーは、早稲田山田さん、日大仮屋さん、立教中島くんあたり。この中でも特に中島くんはレースセンスが高い上にバイクコントロール力も高く、脚もあるため、確実に勝負に絡んでくるだろうと要注意。案の定、最終2コーナー前から緩んだ隙に飛び出し、逃げ切りで優勝していた。その時自分はというと、ラスト1周、3コーナー前でペースが上がってる際に、チームメイトの園田さんに声をかけてもらったが、肝心の脚が無く、後ろに位置取りが出来ず、5位でレースを終えてしまった。せっかく声をかけていただいたのに申し訳ないです🙇♂️
結局、園田さんは自ら集団スプリントを制し、1位には届かなかったものの、2位表彰台。うーん、嬉しいことなんだけどなんか悔しい。結果、順天堂大学としては、園田さんが2位表彰台、自分が5位入賞で川島クリテは幕を下ろしました。
今回の2レースの主な学びは、事前に組み立てたコース、天候に合わせたプラン、またそれを状況に応じていかに柔軟に対応できるかどうかが大事なことを再確認できたこと。この後続く、神宮クリテ、富士クリテに向けて悪くない感触を掴めたことも良かったかなと思う。今シーズン前半はクリテリウムが続くため、今の自分に足りていないものを知ることができたこのレースを活かし、ロードレース、クリテリウム共に結果を残せる選手を目指し、今シーズンも頑張っていきます。
2022シーズンも沢山の人にお世話になります。引き続きサポート、応援の程、宜しくお願い致します。
Photo by Sakura Kagurazaka
今回もナイスフォト、ありがとうございました😊