かず日記

Avenir Cycling Yamanashi / Juntendo University / Promotion x Athletes CYCLING

5/20.21 木祖村2daysレース 

初めての木祖村2daysに出場してきました。アブニールからは神村、横矢、エリック、藤井、渡邉のメンバーで出場。初のステージレースで総合を狙えるようまずはチーム全員TTで上位を狙った。

ステージ1a 8.0km TT 11:31 4位

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事前に走行動画を見て、前日に車でも何周か下見をした。当日は3周試走してどこでベースバーを握るか、ペース配分を頭に入れてから出走。おかげでコースの不安は無く出走することができた。踏むところもっと踏めたなとかコーナーちょっとチキッたとか反省点はあるし、リザルトは惜しい感じだったけど、TTが苦手な自分には悪くは無い出来だった。けど金子さんとの差は圧倒的すぎて言葉が出なかった。

一応自転車のスペックと仕様はこんな感じ。

f:id:kazuki_watanabe_k:20230524190216j:image8~9kgくらい? F5.4 R5.6くらい レース1週間前くらいに導入したDH、ワットショップのミニモイとエアロヘルメットのHJCのadwattがかなりいい感じ。チームメイトは神村がチェーン落ちしてしまい11:40と不運に見舞われてしまったが、エリック、横矢んも12:00切るぐらいのタイムでまずは狙い通りステージ1aを終えた時点では総合1位。と言ってもリードは数秒しかない上に個人総合は1分近く離されている状態だが。

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ステージ1b 80km ロードレース 59位

そしてTTを行った日の午後に行われたステージ1b8.8kmを9周回の約80kmのロードレース。このレースの作戦として自分は基本集団ステイ。7周目のポイント周回、最後のゴールを狙う役割。エリックは集団待機、スプリントジャージと登りスプリントで狙う形。横矢ん、藤井さんで逃げを捌き、神村はステージ優勝を狙いたいとのことでレースをスタートした。

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役割は把握した上でレースをスタートしたが、自分はまだ暑さに慣れていないのか単に弱いのか最初からキツイ。縦伸びしやすいコース特性だと分かっているのに、前にジャンプする一歩が踏み出せず、序盤の明らかに決まる勝ち逃げにも乗れず、レース展開に絡む位置取りも終始出来ずにこの日は集団から遅れてレースを終えた。チームメイトは神村が勝ち逃げに乗り、ドロップしたものの先頭から1分遅れの6位が最上位で1日目が終わった。1日目を終えて、チームは総合2位。TTから更にタイム差を開かれ、実力的にも優勝は厳しいかもしれない状況。次の日はステージ優勝と一か八かで序盤から仕掛け続けて厳しいレースに持ち込み、チーム総合逆転を視野に入れてレースに挑んだ。

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ステージ2 120km ロードレース 36位

総合から大きく遅れている自分はこの日は一か八かで序盤から逃げに乗るプラン。総合上位の神村は集団ステイ。横矢ん、エリックも積極的にレースを動かしていく方向でレーススタート。自分は1周目から逃げを狙うべく、レッドゾーンには入れないように抑えつつ攻撃していく。何発か行った後、2周目の登りで攻撃することをチームメイトに伝え、その直後にかかったアタックに便乗する形でエスケープ集団に乗る。逃げ始めは8人で総合上位の選手も含めた逃げは順調に集団とタイム差を広げていった。自分はかなりキツくローテをところどころ飛ばし、引く時間で調整し誤魔化しながら走る。最大2分40秒ぐらい開いたのち、集団とのタイム差が縮まり始めたところから逃げもペースを上げる。が、残り3周の地点で少し開いた差を詰めれなくなり逃げからドロップ。100km近く逃げたがそこで脚は終わってしまった。もっと誤魔化しながら走ればとか出来ることはあったかもしれないけど、最後まで残った逃げのメンバーより明らかに脚が劣っていて、ただただ不甲斐なかった。集団に戻ってからは踏める限り牽引をしようとしたが、登りで弱ペの岩田の強烈なアタックで集団は崩壊し、生き残ることはできず後は完走だけしてレースを終えた。チームとしてもエリックの11位が最上位となり、最後の勝負に絡めず悔しい結果となった。

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結果は出なかったが、今回のレースではこれまでで1番それぞれがチームのために何をすべきか理解し、実践できたと思う。ネガティブな部分をしっかり認識しつつ、できた部分を肯定して、これからも前向きにレースに臨んでいきたい。次戦は5/28 学生選手権クリテです。引き続きの応援よろしくお願い致します。